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短時間で手術を終わらせるためには、正確な診断が欠かせません。ここでは、皮膚皮下腫瘍の診断に必要なダーモスコープとエコー、術前検査、病理検査についてご説明しています。
触診を補う身体に無害な検査法
腹部や乳腺、甲状腺エコーは一般的ですが、皮膚でも応用範囲は広く、表皮直下の真皮や皮下組織層、筋肉層、骨(指や鼻骨)の状態がわかります。痛みはありません。 筋肉内や大きな骨のしこり、深部にあるしこりでは、CTやMRIが必要になりますが、皮膚や皮下のしこりの大部分はエコー検査で診断可能です。
当院の超音波診断装置は、血液の流れがカラー表示されるカラードップラーがついたSonoSite M-turboに変更になりました。
腫瘍内は低エコーで、後方エコーの増強あり
変形しているが、腫瘍内は低エコーで、後方エコーの増強あり 後方エコーの増強は腫瘍内容が液体であることを意味します。
触ると、固いしこり。エコーが通過できず、後ろが見えなくなります。 カルシウムが沈着して、石のように固くなっています。
後方エコーが帯状に消失します。超音波が通過できない所見です。
腫瘍内は不規則なエコーですが、低エコーが多く、索状構造が散在しています。 境界の部位で、徐々に脂肪腫が低くなっています。
脂肪腫の中央部です。一度に全体を見ることができません。